行政書士 私の勉強方法

行政書士 私の勉強方法

1月27日に2015年の行政書士試験の試験結果発表があり、無事に合格を確認できました。

大学では法学部に在籍していましたので、法律にはそこそこ自身があり、また私が大学生の頃には”行政書士なんぞ簡単な試験”という風潮もあり、私自身もそこそこナメていたところがありますが、今回で2回目となる受験で、無事に合格できました。

2014年の受験

 

2015年の試験で合格したのですが、まずはその前の2014年の失敗した受験の話をします。

2014年の試験は、民法が鬼のように難しく、合格点が例年の180点から166点になった年ですが、その年は基本書を読んだ後、過去問集を5回ほどやって、それで時間切れ。

模試も受けずに、予想問題集も解かずに、さらに記述対策をほとんどせずに受験しましたので、まあ今年の試験で合格は難しいかな?と思っていましたが、さらに近年になく難しい本試験問題を見て、

「こりゃだめだ」

となったのが、2014年の試験でした。

 

その2014年の時にとった試験対策の勉強ですが、

まず、利用した基本書は、TACの行政書士 合格テキストです。

 

基本書はだいたいどこも一緒ですね。私はTACのを買いました。なぜTACの本というと、この本だけ電子書籍で、PDFファイルで販売されていたのが理由です。

この本のPDFファイルを、Android Tabletに入れて通勤時に読んでいました。基本書は800ページ程度あるので、本で持ち歩くのは大変ですが、タブレットに入れればラッシュ時の通勤電車内でもラクラクです。

問題集は、行政書士 過去&厳選問題集、これも電子書籍のPDFファイルです。

基本書を3回読み、あとは問題集を解いて、問題形式・問われ方・解き方になれる事が大切です。

あと、行政書士 肢別問題集。これは時間がなく、さらりと1回解いたのみです。

それと、行政書士 判例集を読みました。これは良かったですね、判例を読むのは非常にためになります。基本書で判例は出てきますが、簡単な概要だけですから、判例集できちっと判例を押さえておくのは、後々自分の力となります。

このように、市販本を利用しての勉強で、それも本試験形式の問題を解かずに臨んだ本試験で、勉強の仕上がりとしては不十分なものでした。

そのような訳で、2015年は心を入れ替えて、気合を入れて臨んだ試験となります。

 

 

2015年の勉強方針

 

2015年の1月に、2014年試験の結果発表があり、まあほぼダメだろうと思っていましたが、不合格通知を受け取ると、落ちたという実感がわいてきます。

さて、今後の試験勉強をどうしようかと思い、まずはテキストをTACから他の試験予備校のものにしてみようと思い、ネットで調べましたが、どれがいいか優劣がつけがたく、本屋に行って実物を見てみても、なかなか決定できません。伊藤塾とユーキャンのものが見やすいと思いまして、どちらにしようか迷った挙句、両方とも買い、各々1カ月程度でまずは1回読みました。

3月ごろには各々読み終わりましたが、なにか物足りなさを感じ、おおまかでいいので、なにかウェブで講義を見ることができないか?と思い、ネットでさがしてみました。すると、

行政書士 独学道場

というのがあり、講義がDVDとウェブの2パターンがあり、両方とも講義プラス模試1回の答練2回、講義もさることながら、今年は答練も試験前には受けなければと思っていたので、これはちょうといい、ということで、数日熟慮の上、総額5万円弱のこのWEBコースを申し込みました。

この講座のテキストは、市販品の合格革命 行政書士 基本テキストを使うというもので、”革命”という名前にうさん臭さを感じて、本屋でも手に取ることをしなかった本でしたが、送られてきたこのテキストを見てみると、3色刷りで、紙質もよく、本文中に重要条文は記載されていて、六法を引く手間も省け、使い勝手の良いテキストです。

問題集も同時に送られてきて、これもテキスト同様に紙質が良く、また問題解説の各肢ごとにテキストのページが載っていて、テキストと問題集は同じシリーズのものを使うのがやはり良いと実感しました。

講義を見て、テキストを読という学習を7月いっぱいまでで、4回繰り返しました。

 

 

行政書士 独学道場

 

TAC出版の行政書士独学道場、”ポイントを押さえた講義をWEB講義で学習”と銘打っていますが、まさしくその通り。

ポイントを押さえすぎて、本当の基本のことしか講義ではしてくれません。あとはテキストを読んで自分で覚える、まさしく”独学道場”の名前にふさわしい講義パッケージです。

どのような講座でも、良いところ・悪いところがありますが、この”独学道場”は、コンパクトな講義がいい点でもあり、悪い点でもあります。

基本テキスト講義が45分x47回なので、大分短いものになりますが、まずここを押さえれば、理解が早い、という基本点を講義していますので、映像でのインプットは、早く理解することができます。

しかし、基本テキストに記載されている講義以外のポイントは、自分で読み込む必要があります。全てのインプットを映像でできるような講座ではありません。

コンパクトにできている分、お値段も5万円弱と、お安くなっています。

基本テキスト・択一問題集・40字記述問題集・直前予想模試問題集がセットで、模擬試験1回と答練2回がパックになって、さらにネット配信の映像講義がついて、5万円弱は良心的と思われます。

 

この”独学道場”のWEB講義を受けた場所・方法ですが、私は会社の帰りにマクドナルドで見ていました。

マクドナルドで100円コーヒーと他に何か一品を買い、短い時は1回分(45分)か、時間があれば2回分(90分)の講義を見ていました。

これを毎日ですので、同じマクドナルドの店で見ると、さすがに覚えられると思い、会社からの帰り道にあるマクドナルド8店を、代わる代わる訪れていました。それでも1つの店で2週で1回以上は寄ることになるので、こちらは店員さんの顔を覚えてしまい、きっとあちらもこちらの顔を覚えて「また来た、また長居するんだろうな」と思っていたのではと思います。

マクドナルドには、いい客だったかどうかわかりませんが、200円程度で、1時間~2時間いることができる場所もそうそうありません。

WEB講義を見るための通信回線ですが、まずは、2015年初めにサービススタートしたぷららモバイルLTEの定額使い放題を契約しました。使い放題なので、パケット上限を気にせずに、WEB講義を見放題!と思いましたが、これも混雑して、動くときと動かない時がありました。動かない時があるのは時間のムダですので、これも契約1カ月で、早々に解約してしまいました。

次に、それまで持っていたiij mioのSIMを、それまでのミニマムスターとプランの3Gから、ファミリーシェアプラン10Gにプラン変更して、それに補完として、マクドナルドのWI-FIを利用しました。ですが、始めの1日は良く動き”快適だー”でしたが、2日目はすぐに詰まり動かなくなり、早々に「こりゃダメだ」となりました。

結局マクドナルドのWI-FIは利用をやめて、iij mioだけで、それ以降はWEB講義を受講していました。10Gを使い切るのでは?と思っていましたが、実際には月に多くても5~6Gと、10Gを使い切ることはありませんでした。土日も図書館でWEB講義受講してましたので、ほぼ毎日、講義1回~2回見ていましたが、それで10Gを使い切らないのですから、10Gを使い切るのは、相当使いこまないと、といったところですね。

いろいろと試行錯誤をしながら、WEB講義を見て、テキストを読み込むという学習を7月程度まで続けました。

 

 

1問1答の問題集と、5肢択一の問題集

 

基本テキストをまずは一通り1回読み、続けて2回目を読むときは、読んだ単元に該当する個所の問題を解くのが、効果的です。

テキストの知識が、試験でどのように問われるのかがわかり、覚えるべき点を自分なりに絞り込むことができるのと、知識の定着にもなります。

その際に使う問題集は、この段階では、試験問題形式の5肢選択の問題よりも、肢をバラバラにした1問1答形式の問題集が、的を絞ることができて効果的と思います。

本を買ってもいいですが、私はユーキャンアプリ1問1答アプリを多用しました。

書籍版の2015年版 U-CANの行政書士 これだけ! 一問一答集 (ユーキャンの資格試験シリーズ)を、アプリにしたものとなります。

2015年版 U-CANの行政書士 これだけ! 一問一答集 (ユーキャンの資格試験シリーズ)

問題が1000問、使いでがあります。

このアプリ版は、アプリだけあり、間違った問題や、復習必要と自分が思ってマークした問題は、あとでその分の問題だけあたることができ、間違いがなくなるまで問題をつぶすことができます。

間違えた問題をすべて潰したら、また最初から再スタート。私は6回繰り返しました。スマホですので、すき間時間・電車に乗っている間・トイレに入っている間などなど、チャチャチャっと問題にあたることができ、手軽で重宝しました。

ただ、このような問題集は、発行出版社により記載する問題にばらつきがあるので、さらに行政書士 肢別問題集 2014年度 (行政書士 一発合格シリーズ)も併せて利用しました。こちらは3回程度ですかね、繰り返したのは。

1問1答は、本試験形式ではないので、1問1答の問題集を大体解けるようになったら、5肢択一の本試験形式の問題集もあたる必要があります。というか、こちらをメインに据えて問題を解いていくべきなので、早い段階で1問1答は仕上げる必要があります。

私の使ったのは、独学道場にセットの、合格革命 行政書士 基本問題集 2015年度 (合格革命 行政書士シリーズ)

合格革命 行政書士 基本問題集 2015年度 (合格革命 行政書士シリーズ)

また、5肢択一の問題集も、良問をそろえた学習用の問題を取り揃えているので、ベーシックな基本点をおさえるという意味で、インプットがてらのアウトプット練習と心がけておいた方が良いですが、あまりその点を気にせずに、まずは最低3回は繰り返して、できれば全部解答できるようにしておくといいでしょう。

問題集を繰り返し解いていくと、試験に必要な知識が深まり、出題形式や問題文の文章などの問われ方・聞かれ方に慣れてきます。

試験ですので、当然ですが解答する必要があるので、”問いに答える”プロセスに慣れておく必要がります。

 

 

模擬試験と答練・予想問題集

 

行政書士試験の場合は、基本テキストや過去問題集はあくまで基本で、これを押さえれば本試験の6割程度までは解ける、という感じの知識量です。全部を載せると膨大になるようですから、ある程度記載事項を絞っているのでしょう。

行政書士試験の合格点は6割ですので、基本を押さえて6割取れれば数字上は合格ですが、6割の知識量で6割の点数はなかなか取れません。8割の知識があって、やっと6割の得点、10割の知識で8割の得点といった感じでしょう。

6割と10割の間、4割の知識はどうやってインプットするか?

それは模擬試験・答練・予想問題集です。

本試験形式の問題ですが、知識レベルも本試験レベルで作られています。

私がその基本テキストと本試験のギャップに気付いたのは、模擬試験・答練・予想問題集をやり始めた9月に入ってからでした。問題を解いてみると、基本的な問題ももちろんありますが、ハイレベル問題もあり、そのような問題はレベルの違いが明白で、「こんなの聞いたことないよ」という感じです。

試験問題は受験者の優劣をつけるために、基本的な問題から難問まで取り揃えるものでしょうが、やはり余裕で合格点をクリアするためには、難問もある程度クリアしなければなりません。

そこで、どうするか?

LEC/伊藤塾/TAC・早稲田など各予備校監修の予想問題集は5月ごろに発売開始されます。これを早い段階で手に入れて、何回も繰り返すことです。

私は、9月に入ってから、独学道場にセットの合格革命 行政書士 直前予想模試 2015年度 (合格革命 行政書士シリーズ)と、追加で2015本試験をあてる TAC直前予想 行政書士 (旧:ラストスパート 直前予想問題集)2015年版出る順行政書士 直前予想模試 (出る順行政書士シリーズ)の2冊を購入し、合計3冊を使いました。

1冊には3回分の問題が入っているので、合計9回分の問題があります。

これを、まず最初は1回分の問題を本試験の時間通りの時間内で解答し、答え合わせ。そして間違えた問題はもちろん、合っている問題もすべての選択肢を復習して、合っている理由・間違っている理由をしっかりと覚えます。復習を終えたら、また時間を計って問題を解きます。95%以上合っていれば、この問題はクリアとして、次の問題に移る。という具合に1回分を丁寧に仕上げていきました。

この9回分を1回やり、さらにもう1回まわせば、また知識は深まったでしょうが、1回まわすのが精一杯でした。これにプラス答練と模試の問題もあり、それも同様にちゃんと復習をしました。

1回まわしただけでも受かったのだから、終わりよければ全て良し、ですね。

よって、結論。

基本テキストや過去問題集はあくまで基本で、これを早めに仕上げ、模擬試験・答練・予想問題集に重点を置く、というのが行政書士試験の王道と思います。

 

 

40字記述と多肢選択式問題の対策

 

行政書士試験は、下記のような分野・問題数と配点です。

法令等

5肢択一式
基礎法学 2問   8点
憲法     5問  20点
行政法    19問 76点
民法        9問  36点
商法・会社法  5問  20点

多肢選択式
憲法        1問   8点
行政法     2問  16点

記述式
行政法     1問   20点
民法        2問   40点

 

一般知識

5肢択一式
政治・経済・社会   8問   32点
情報通信・個人情報保護   3問   12点
文章理解     3問    12点

 

合計   60問   300点満点

 

5肢択一式は、よくある選択式の問題です。

行政書士試験は、記述式の問題があるのが、他のお手軽法律資格試験とは違うところです。

1問につき、40字の記述の問題が3問、行政法1問に民法2問となります。

さらに、多肢選択式といい、一つの文章の中に4つの穴があり、その穴に埋まる語句を選ぶという問題です。憲法1問に行政法2問。

良く言われるのが、40字記述は3問のうち、1問は易しいので必ず20点の満点を取り、1問は中くらいなので半分の部分点を狙い、1問は難問なのでそれは数点の部分点を狙う。記述式は3問で30点の点数を狙うという試験対策です。

 

記述・多肢選択の対策としては、各予備校から専門の問題集が出ています。

私は、合格革命シリーズの合格革命 行政書士 40字記述式・多肢選択式問題集 2015年度 (合格革命 行政書士シリーズ・旧:記述式問題集)を利用しました。

合格革命 行政書士 40字記述式・多肢選択式問題集 2015年度 (合格革命 行政書士シリーズ・旧:記述式問題集)

この問題集の使い方ですが、

まず40字記述ですが、

問題を見る→解答を実際に、40字で解答を意識して紙に書く→答えを見る→答えの文章をそのまま覚えるくらいに読む

司法試験の論点ブロックみたいに、文章を覚えるようにすると、本試験時に慌てずに済みます。「どのような文章を書けばよいか?」に対する答えは、「解答を覚える」に尽きます。

私は、この問題集にある40字記述の問題の解答の文章を、エバーノートに記載して、それをスキマ時間に見て覚えるようにしました。

 

次に多肢選択式ですが、

問題を解く→答えを見る→解答入りの問題文を何度も何度も読む

こちらも、大体似たような文章が本試験では出ますので、「良く見たことのある文章」の文面は良く覚えているものなので、文章に慣れる・出ている単語に慣れる・言い回しに慣れる・論点に慣れる、などなどを意識しながら読み込むといいと思います。この文章は長いので、さすがにエバーノートには書き写すことはしませんでした。

 

多肢選択式は24点、40字記述は60点の配点で、全体の3割弱の配点ですので、これを取りこぼすと大きいです。

特に40字記述は、この問題の解答を書く、文章を書く練習をしないと、なかなか合格答案を書くことはできません。慣れが必要です。

5肢択一の基礎問題集で基礎を固めたら、40字記述の練習は少しずつでもいいので、早めに始めておくことが大切です。

 

 

重要事項の覚え方 → エバーノートをフル活用

 

行政書士試験もそうですが、資格試験は覚えるべきことを覚えなければ当然合格できません。

勉強し始めのうちは、全部が重要事項ですが、基本書を何回か読んで、問題集を何回かやると、覚えている事項と覚えていない事項が出てきます。

その覚えていない事項は、どちらかというと

「自分にとって、覚えにくい」 事項です。

ややこしかったり、肌にあわなかったり。

でも、覚えなければなりません。そういったところが、えてして重要事項だったりします。

 

そういう事項は、どうやって覚えるか?

答えは簡単、何度も見ることです。

何度も見て、繰り返し見て、何度か書いてみる。

そして体になじませる、脳になじませる。これが一番でしょう。

 

どうやって自分の生活の中で、何度も見返すか?

そう思って、いろいろと試しましたが、私の場合は、たどり着いたのが

エバーノートのフル活用 です。

 

事項の入力はパソコンでもできるので、入力は簡単にできます。また、スマホ・タブレットでも可能ですので、少し手間ですが時・場所構わずに入力も可能です。

そして、見返すのは? もちろんスマホで見るのです。

電車の中、トイレの中、歩いていても、ほんのちょっとのすき間時間があったらスマホをいじってエバーノートを見る。クセにしてしまえばナンのこともありません。

 

紙の基本書・問題集は、手入力が必要ですが、ユーキャン一問一答アプリや、PDFベースの電子書籍での基本書・問題集なら、コピーペーストでエバーノートに貼りつけることができます。

テキストベースの文書なら、大した容量にならないので、エバーノートの無料サービスでドンドン覚えこませることができます。

ただ、あまり作るのに熱中すると、よくある「ノート作りすぎで復習が追いつかない」パターンになりますので、そこは注意ですね。

 

 

試験当日

 

最後に試験当日の事を書きたいと思います。

2016年の試験は、11月8日。千葉県野田市の理科大学が試験会場でした。

試験当日は小雨。私のゲン担ぎですが、雨降りの日の試験はいい結果が出ていますので、”How lucky I am!!” などと自分で勝手にいい方向に思っていました。

試験日の朝は、余裕で、1年間頑張った自分をホメながら、ゆっくりと朝食を摂り、といいたいところですが、やはり

あれも確認しなければ。

これは覚えているか?

などと気ばかり焦ってしまうものです。

いままで作りためたエバーノートでの自分のノートをスマホで見返しながら朝食を食べる。まあなんともいえなく慌ただしい感じでした。

試験は頭を使うので、脳には甘いものが大切、チョコレートがベストです。朝食後にチョコレートをひとかけら。東武アーバンパークライン(野田線でいいじゃん)の運河駅に着いてから、おにぎり一つと栄養ドリンクとチョコレートをひとかけら。糖分と炭水化物とエネルギードリンク。頭がフル回転するように準備です。

試験時間は、午後の1時から4時まで。午後スタートの試験はのんびりとできて、体調を万全に整えることができます。

1時になり、試験開始。

順調に法令の択一と多肢選択を済ませ、40字記述に入りました。

40字記述は3問あり、やさしい問題・中くらいの問題・難問の3問というのがセオリーで、2016年の試験もその作りになっていました。そのやさしい問題を解いている最中、民法の親族法からの問題で、なんと漢字を思い出せない。「嫡出子」の嫡の字が出てこないのです。この字をひらがなで書いたらまさしく”マヌケ”です。部分的な減点は免れません。簡単な問題で20点取れなければ、合格が遠ざかります。

さすがに焦りました。

まずは置いておいて、一般知識の択一を済ませて、またこの問題に戻ります。それでも思い出せません。

悩んでも出てこないので、気分転換です。どうするか?そうです

先生、トイレ!!

トイレに行って顔を洗うのです。

そうして、洗面所で顔を洗っていると、

そうだ、女に適するの作りだ!

いやー、効果てきめんですね。われながら。

How lucky I am !!

まとめますと、月並みですが、

最後まであきらめない、ダメと思ったら気分転換。

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