当確師

テレビドラマ・映画にもなった”ハゲタカ”作者「真山仁」の最新作

莫大な報酬と引き換えに、当選率99パーセントを約束する敏腕選挙コンサルタント、聖達磨がこのたび引き受けたのは、最近、大災害時に備えた首都機能補完都市に指定された政令指定都市・高天(たかあま)市長選挙で、現職市長を打倒するというミッション。金、権力、検察、洗脳、服従、プロパガンダ。あらゆる手段を講じてのし上がり、今の地位を築いた現職の鏑木次郎の三選阻止のため、聖は、意外な人物を候補に擁立し、鉄板の市長の牙城に挑むが―。圧倒的な現職有利の中、身内をも分断し、裏切りに裏切りを重ねて壮絶化する高天市市長選挙。果たして次期市長に選ばれるのは?そして日本の民主主義の未来は―!?

というBOOKデータベースからのあらすじです。

選挙は票読みがすべてで、選挙告示までに選挙は決まる。組織票で票を読み、浮動票は選挙結果にあまり影響を与えないそうです。

本を読む前は、この本は選挙告示から投票までの間の日々を、当確師はどのように動くか?という内容と思っていましたが、実際には告示までの組織票の行方をスリリングに描くという筋書きです。

しっかりとした取材に基づいて書かれたというこの小説、現実の選挙はこのように行われているとのことですが、なるほど、NHKの開票速報が投票終了の20時に当確が出る理由がよくわかります。

ハゲタカ・虚像の砦・マグマと、真山仁の本を読みましたが、どれも説得力のあるいい本ですね。

 

 

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