競売不動産取扱主任者は、一般社団法人不動産競売流通協会が主催する民間資格です。
裁判所などでの競売物件を取り扱うにあたっての法的知識を問う試験です。
民事執行法などがメインで、民法・宅建業法などが関連法規で出題されます。
全部で50問を2時間の試験時間で解き、1問あたり4肢なのは宅建試験と一緒です。
一応宅建とは別の試験ですが、この試験に合格したあと、登録するのに宅建の資格が必要なので、なんだか宅建の上乗せ資格のような感じです。
年に1回、12月に試験で、東京の会場で受けてきました。
浜松町から歩いて1分程度の貸会議室が試験会場です。
受験者はざっと見て100名程度、結構な人数です。
この試験に合格したあとのメリットですが、「競売不動産を取得したい」というお客様にアドバイスや手続き代行ができるとこですね。
一般にはなじみのない民事執行法や、裁判所での競売の流れの知識がつくので、競売物件を目指す方にはおススメの資格です。