PublicDomainPictures / Pixabay

行政書士業務のこの頃のはやりの一つに、申請取次業務があります。いわゆる入管業務です。

在留資格を取得して日本に滞在を希望する外国人の方が増加していて、業務もふています。それを狙って多くの行政書士の先生がこの業務に参入していますが、そろそろ飽和状態の感もあります。

 

概要

行政書士はお役所への申請代理が仕事ですが、入国管理局への申請は行政書士の資格だけではできず、申請取次関係研修会に出席して入国管理局から「届出済証明書」の交付を受けなければなりません。いわゆる「資格内資格」ですね。行政書士はこの「資格内資格」がいくつかあり、その中の一つです。

この「届出済み証明書」はピンク色なので、俗称「ピンクカード」と言われています。有効期間があり、3年間となります。更新するには、更新研修会に出席して、更新手続が必要です。

ちなみに、この「届出済証明書」がなくても申請書の作成代行は可能ですが、入管への申請は外国人本人の出頭が必要になります。

 

申請取次関係研修会(新規)

この研修会は、都道府県の単位会ではなく、行政書士連合会にて行われていて、初めて「届出済証明書」を取得するための「新規」研修会と、有効期間更新するための「更新」研修会があり、おのおの年に6回あります。

毎月交互に「新規」「更新」の研修会があるのですが、開催地が札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・広島・福岡と日本全国で行われるので、たとえば東京で受けたいとすれば、東京での開催を待つか、それを待てない場合は地方に行って受講となります。

「新規」は、受講料は30000円、時間は朝10時30分から17時までと一日中。弁当とお茶のペットボトルが支給されます。レジュメ・資料はどっさり渡され、帰りの荷物が重くなります。

入国管理と倫理の講義があり、そのあと効果測定という名のテストがあります。このテストは出題が10問。テスト中は、どっさり渡されたレジュメ・資料を見て良いことのになっているので、講義をちゃんと聴いていればまずは落ちることはありません。

 

この研修会のあと2週間後くらいに修了証書が送られてきます。それと一緒に下記書類を所属する各都道府県の単位会に提出します。

1.研修会修了証書(正副1通)

2.申請取次申出書(指定フォーム)

3.誓約書(指定フォーム)

4.経歴書(指定フォーム)

5.行政書士証票写し

6.写真(2cm x 2cm)を2枚)

7.返信用簡易書留封筒

 

提出後、4週間後に「届出済証明書」が送られてきます。これで晴れて入管への申請取次が可能となります。研修から「届出済証明書」を手にするのに2ヶ月弱かかる事になります。

 

申請取次関係研修会(更新)

「届出済証明書」の有効期間は3年間で、その間にこの「更新」研修会に出席して、修了証書もらい、更新申請をします。

有効期間内に更新申請をしないで、有効期限が過ぎてしまったら、また「新規」から受講する事になります。

この「更新」研修会は、受講料は15000円、時間は13時から17時まで、講義のあと効果測定は「新規」同様10問のテストはありますが、そのあとすぐに修了証書が渡されます。まあ更新なので、皆さん落ちることはないだろうという判断なのでしょう。ただこの効果測定の点数が悪ければ、後ほど連絡があるそうです。

更新手続は、下記書類を単位会に送付して、あとは新規同様です。

1.研修会修了証書(正副1通)

2.申請取次申出書(指定フォーム)

3.誓約書(指定フォーム)

4.届出済証明書の写し

5.行政書士証票の写し

6.写真(2cm x 2cm)を2枚)

 

Pocket