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社会保険労務士は、大まかに言うと社会保険関連の役所届出を代理代行するのを業とする独占業務資格です。

役所への届け出なので、昔は行政書士が行っていましたが、時代の流れにより分化してできた資格です。よって昔に行政書士の資格を取った方は社労士業務も行うことができます。

 

社労士の業務

社労士の主な業務は、

●労働社会保険の申請書作成・手続代行・事務代理

●労働社会保険の帳簿書類等の作成

●労務管理の相談指導業務

また、近年にできた特定社労士制度により、「特定社労士」の資格をとれば、紛争解決手続代理業務(ADR)も行うことができます。

企業の総務業務を代行する業務となりますので、企業を顧客にして、顧問契約を結んで業務を行うというスタイルです。

 

社労士の試験

受験者数など

近年の社労士試験は難化していて、平成27年度と28年度の試験は下記の通りで、合格率が5%未満と国家試験の中でも非常に難しいものとなっています。

平成27年度 平成28年度
受験者数 40,712人 39,972人
合格者数 1,051人 1,770人
合格率 2.6% 4.4%

試験日など

毎年8月の第4日曜日に行われます。

選択式試験が10:30~11:50の80分

択一式試験が13:20~16:50の210分

夏の暑い最中での午前・午後と1日中の試験となります。

願書受付は例年5月に行われ、締切は5月末日です。

受験資格

いろいろと受験資格がありますが、ざくっと言うと

●大学・短大・専門学校を卒業

●厚生労働大臣の認めた国家試験の合格者

●社会保険労務士の業務に3年以上の従事

だれでも受けられる資格、というわけではありません。残念ながら。

合格ライン

午前中の選択式試験は8科目あり、その1科目の得点の6割が足切り点との基準はありますが、例年修正があります。

いずれにしても、選択式は6割・択一式は6割5分が合格ラインと考えて良いと思います。

平成27年度 平成28年度
選択式試験(40点満点) 21点 23点
択一式試験(70点満点) 45点 42点
合格率 2.6% 4.4%

 

社労士試験の勉強方法

私はまだこの試験に合格していないので、なんとも言えませんが、去年とその前々年に受験しましたが見事に落ちました。

この試験のカギの一つは午前中の選択式試験だと思います。8科目各1問の出題で、1問につき文章があり、その文章に5つの穴が空いていて、空所補充という形式です。5つのうち3つの正解が足切りラインで、8科目とも同様ですので、苦手科目を作らずにまんべんなく学習する必要があります。

午後の択一式は5肢択一です、国家試験によくある形式です。

みんなが欲しかった! 社労士の教科書 2017年度 (旧:ナンバーワン社労士 必修テキスト)

今までの私の勉強方法は、テキストを読み込んで問題集を解くというオーソドックスな安上がりの方法でしたが、選択式試験に対応できていないので、合格ラインまでの知識を身につけることができない様に思われます。ようするに勉強が足りないとも言いますが。

よって、この試験は資格予備校の講座を受講してちゃんと勉強した方が良いと思います。今後再チャレンジして、この資格を征服したいと考えています。

30日で完成! 超速暗記! 社労士語呂合わせ 2017年度

ちなみにこの本は暗記には良いですが、ゴロあわせが複雑すぎて覚えられないものもあるのが難点ですね。いろいろなところで正確な数字が求められる社労士試験対策で、この本のコンセプトはGOODと思います。

 

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