通訳案内士の試験項目に、新たに「災害対策」を追加する検討との、産経新聞の報道です
観光庁は12日、訪日外国人客を案内する通訳案内士の国家試験や研修に、災害時の対応を盛り込む方向で検討に入った。地震や大型台風など自然災害の激甚化が進む中、応急処置や避難などの知識が対象となる。通訳案内士の質を高め、国家資格としての評価を高める狙いだ。
通常国会で成立した改正通訳案内士法に基づき、新たに救急救命措置や医薬品の知識などに関連した内容を盛り込む方針。具体的な出題内容などは今後詰める。有資格者を対象とする通訳案内士の研修でも、災害情報アプリの操作や外国語対応可能な病院の把握など、災害対応分野を強化する。
新試験は来年度から実施され、合格者は通訳案内士として登録後、5年ごとに定期研修を受ける。有資格者への研修も来年度から始め、平成32年度からは分散して定期研修を受講する。
試験内容はどうなるのでしょうか? 非常に当たり前な事項が試験問題になりそうな気がするのですが。
有資格者研修の場合、「災害対策」の知識は有用ですね。しかし各市区町村とも避難所運営の方法が違うでしょうから、どのような研修になるのやら。