平成27年度の通訳案内士試験の最終合格者が2月10日に発表になりました。
ネット上では、日本政府観光局(JNTO)のホームページ上に、合格者の受験番号がPDF FILEで発表されています。
そのPDF FILEを開き、おそるおそる見てみると、ありました、自分の受験番号が!!
いやーめでたい、めでたい。
英語の受験者は8,491人、そのうち一次試験を通ったのが2,384、そして最終合格が1,822人。
合格率は、一次試験までで28%、一次通過者の最終合格率が76%、そして全体の合格率は21%。
受験者がそもそも英語に自信のある人が受ける試験だと思われますので、合格率は21%とまあまあですが、それでも79%は落ちる試験です。
一次試験を通った人の二次試験は、通訳案内士を増やすという国策で、だいぶ下駄をはかせて
「8割方合格させるようにする」
などという報道もありましたが、それを下回る76%。下駄をはかせても80%にはならないようです。
ちなみに全言語の受験者は 10,975人、そのうち一次試験を通ったのが2,778人、そして最終合格が2,119人。
一次試験までで25%、一次通過者の最終合格率が76%、そして全体の合格率は19.3%。
自分の2次試験のデキを考えると、和文英訳は半分もできず、そのあとのお題を出されてのプレゼンは、しどろもどろになってしまいして、自分としてはこの試験をすっかり落としたという気分でいました。
ですが、国策で下駄をはかせてくれれば、と多少の希望をもって合格発表を待っていましたが、無事に受かって
「いやーよかったよかった、助かりました」
といったところですね。
それにしても76%の合格ですから、24%は落ちたことになり、自分のデキ以下の人間が結構いるものだなと、妙な感心をしてしまいます。
私の場合はTOEIC840点以上の英語一次試験免除組で、さらに私のTOEICスコアは845点ですので、最初のスタートから滑り込み。
一次試験も私の点数は例年の合格点には達していませんでしたが、基準点が引き下げられたようで、ここでも滑り込み。
二次試験はしどろもどろで、どうやら下駄をだいぶはかせて頂いたようで、最後も滑り込み。
こんな自分が受かって良いのかな?と思ってしまいます。滑り込み連続の結果としての通訳案内士合格です。今回の受験者全体のレベルとして、私は下の下のほうなのでしょうね、きっと。
まあレベルは何であれ、受かればこっちのものですが・・・。
TOEIC845点程度では、英語は流暢にしゃべれるレベルではないので、生業にするには、これからもっと英語の勉強をしなければ。
まずは各通訳案内士団体の行っている新人研修に参加ですね。英語でガイド実演のシーンがあるので、その時をいかにうまくクリアするのが、さしあたっての課題です。