第43回個人情報保護士試験が、先週の6月5日にありました。その解答速報が出て、早速自己採点です。
課題Ⅰ 39問正解/40問中 (マイナンバー関連問題は免除)
課題Ⅱ 54問正解/60問中
マイナンバー検定1・2級を所持していると、マイナンバー関連問題が免除になります。
問題はそんなに難しいことは問われない試験ですが、合格点が8割と高いのがネックの試験ですが、無事になんとかクリアできまして、合格かな?といったところです。
そこで、私の勉強方をご紹介します。
1.そもそも
そもそも、個人情報保護法は、行政書士試験の一般教養にて2問ばかり出題のある分野で、行政書士試験の勉強をしていた時には、
「2問しか出ないのに、なんだか文言もややこしいし、面倒くさい法律だなあ」
という感想をもっていました。
また、行政書士を開業する上において、マイナンバーの知識もと思い、マイナンバー検定1級を取りましたが、さらに個人情報保護法のしっかりとした知識を持っておいた方が良いというのが、試験受験のきっかけですね。
マイナンバー検定1級と、個人情報保護士の両方を持っていれば、
マイナンバー管理士
なるものに、金を5000円ばかり払い、作文をすれば認定してくれるそうですが、当初はそれも念頭に入れていましたが、マイナンバー検定1級でいまのところ十分と思いますので、おいおいの課題です。
2.テキスト
テキストですが、なんと
買いませんでした、読みませんでした。
大胆不敵ですね~、我ながら。
少し前に話題になりました「ずるい暗記術」
この本に触発されたわけではありませんが、個人情報保護士の試験なら、なんとかテキストなしでいけるかな?というのと、テキストなして勉強してみて、どこまでいけるか試してみたいというところがあり、実験ですね。
3.過去問
そこで、過去問。
ユーキャンアプリ1問1答・個人情報保護士を利用しました。1問1答で500問、そこそこあります。
まずは1回やり、2回目には解らないところは問題・解説の覚えるべきところをコピーしてエバーノートにペースト。お得意のパターンです。
2回目を終えると、エバーノートで復習をして、また3回目をスタート。
3回目でも間違えたところ・解らないところをエバーノートにコピーペースト。
3回目が終わると、それを復習。
さらに2回目のエバーノートと3回目のエバーノートを復習。
1回目と2回目は気合いを入れますが、3回目は隙間時間にちょこちょこですね。
4.実践形式問題集
43回試験の時は、試験申込の早い人には、実践形式問題集を配布との事で、早めに申込ましたところ、無事にタダで入手できました。
当初試験告知のホームページには、刊行予定の書籍のような事が記載されていたので、本が送られてくると思っていましたが、実際は、本試験さながらの冊子で、解答は5者択一の正答のみで、解説は無しです。そのかわり、試験問題2回分です。1回で120問なので、合計240問。
多少だまされた気持ちはありましたが、気を取り直して問題に当たりました。
問題用紙をコピーして、そのコピーしたものに正答を書き込み、その後問題を精読して合っている点や間違っている点を下線や蛍光ペンマークをして、いわゆる過去問テキスト化をしまして、それを4回ほど読みました。
過去問のテキスト化をすると、問題の問われ方、間違い肢の記載され方、引っかける点などがよくわかり、一度仕入れた知識の整理と問題形式に慣れる訓練になります。
5.試験当日
個人情報保護士の試験は、日曜日の午前中、10時集合の10時15分開始です。
試験会場は、家から電車に乗ってドアードアで30分程度の近場でしたので、朝はのんびりと起きて、少し復習をして頭を慣らし、試験会場へ。
試験会場は総勢100名程度で、8割方が個人情報保護士試験受験者でで、2割方がマイナンバー検定1級の人。個人情報保護士試験受験者の1割程度がマイナンバー問題免除の人で、私はその一人。思いっきりマイノリティ。
試験時間は、通常は150分、マイナンバー問題免除は120分。試験問題は通常120問、マイナンバー問題は20問なので、免除者は100問。
通常試験で120問を150分で解答なので、1問を1分15秒で解かなくてはなりません。そこそこ時間との勝負です。さらに合格点は8割正答なので、あまりいい加減に解答もできません。
そのためにも、問題の文面に慣れておく必要があります。
6.まとめ
問題自体は、そんなに難しいことを問う試験ではありません。ちゃんと覚えるべきものを覚えれば、合格点に達する知識は身につけることができますが、やはり問題数の割に試験時間が無いので、問題形式と問題文に慣れておく必要があります。
そのためにも、実践形式の問題を何度も解く必要があります。
それさえちゃんとすれば、軽々とパスできる試験と思います。