土地家屋調査士試験は、建築士・測量士・測量士補の合格者は、午前中の試験が免除となります。
土地家屋調査士の受験生は、大体のところ測量士補を合格して、午前中試験を免除してもらって、午後の試験である民法・不動産登記法のマークシートと書式の試験を受けるというルートを取っています。資格予備校のカリキュラムもそのようになっています。
土地家屋調査士試験の願書は5月末締め切りで8月下旬の試験。
測量士補は1月末の願書締め切りで、試験は5月下旬、合格発表は7月中旬です。
測量士補を持っている人は、土地家屋調査士の願書に測量士補合格者という旨の記載をして、午前中試験免除となります。
測量士補の試験と土地家屋調査士試験を同じ年に受ける人は、土地家屋調査士の願書締め切り後に測量士補の合格発表があるので、測量士補を合格したら手続きをしないと土地家屋調査士試験の午前中試験の免除にはなりません。
今年の測量士補の合格発表は7月11日、国土地理院のホームページで合格を確認して、合格証がそれからまもなく郵送されてきました。
土地家屋調査士試験の午前中試験の免除手続きは、試験申し込みをした法務局へ行くので、私の場合は東京法務局へ行きました。
持ち物は土地家屋調査士試験の受験票と、測量士補の合格証のオリジナルとコピー。
総務課がこの件の窓口のようで、そこに行けば先客がいました。少し待って順番が回ってきまして、受験票と合格書原本・コピーを渡すと、手慣れた感じでの事務処理で、ほんの2~3分で手続きが終わりました。あっけないものです。
郵送でも午前中試験の免除手続きは受け付けていますので、それでも良かったのですが、どのような手続きかという興味もありましたので足を運んでみました。
土地家屋調査士試験は8月20日、あと一月ちょっとです。